天然歯と見間違える、なかやま歯科の審美診療

天然歯と見間違える、なかやま歯科の審美診療

恐らく多くの方が、この写真をご覧になって、美しく健康的な歯だと思われたのではないでしょうか。これが大阪市心斎橋・四ツ橋の歯医者「なかやま歯科」の審美診療の品質です。

治療後3年が経過しても天然歯と見分けがつかないほどに美しく、そして審美面・機能面ともに安定した状態を保つ当院の審美診療。ここでは、その治療内容を詳しくご紹介します。

審美診療=「見た目だけの治療」ではありません

審美診療=「見た目だけの治療」ではありません

審美診療では、単に見た目を美しくするだけではなく、機能的・生物学的・構造力学的に安定し、予知性に優れた状態に導くことが大切です。
例えば虫歯が深すぎたり、それまでの被せ物が深く被りすぎていたりといった理由で歯肉に炎症が起きている場合には、土台となる歯の診療はもちろんのこと、歯科衛生士による炎症の除去や、歯を引っ張りあげての挺出(ていしゅつ)矯正、歯茎のライン修正など、歯と歯肉を良い状態にコントロールすることが第一となります。

このように、歯と歯茎をよりよい状態にコントロールするとともに、歯にかかる負荷を考慮したり、根の精密な治療を事前にしっかりと行ったりすることで、生物学的に安定し、構造力学的にも外れにくく破損しにくい審美診療が初めて実現するのです。そのうえでマイクロスコープの活用、歯肉に特殊な糸を巻いての適切な型取り、伸縮・膨張の少ない印象材・石コウの使用、技工士による色調調整撮影、スコープを用いた被せ物作製などを行い、より適合のよい、美しく精緻な審美診療に役立てています。

全国から集まる歯科医師の方々に発表した症例をご紹介します(上記写真症例です)

■他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

前歯の根本が黒く見えることが気になって来院されました。被せ物と歯茎の隙間は黒くなっているほか、虫歯も散見されたため、まずは虫歯の治療からスタートしました。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

治療を始める前に、見た目はもちろん、機能面なども総合的に勘案し、理想的な形を再現した模型(ワックスアップ)を作り、患者さまと一緒に確認します。

模型を使いながら、現在の歯の形を大きく変える必要があるのか、何も変えなくてよいのかなどを治療前に診断することで、治療のゴールが明確になるとともに、あとの治療がスムーズに進みます。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

一見、早くも治療が終了したようにも見えますが、これはワックスアップ通りに作られ、最終のセラミックの被せ物と全く同じ形の「仮歯」を装着した状態です。

この仮歯をしばらく装着していただき、噛み合わせや見た目に問題がないかを確認します。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

先ほどの「仮歯」を入れた状態で、審美的に顔との調和がとれているかも確認します。お顔との調和を丁寧に確認し、そして患者さまのご希望に沿う細かな調整を重ねながら、患者さま・歯科医師双方が満足できる歯の形を追究します。ここまで詳細に確認する医院はまだ少ないかもしれませんが、仮歯の確認と顔貌との調和確認は本当に大切です。

※上記画像は、インプラント治療においてお顔と歯の調和確認を行った、本症例とは異なる患者さまの確認プロセス画像です。プライバシー保護の観点から、お顔の公開許可をいただいた別症例の画像を使用していますが、調和の確認はこれと同様の内容を行います。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

仮歯によって最終の被せ物の形が決まると、患者さまの歯を削る量が決まります。もちろん歯を削る際には、構造力学的・機能的観点も加味しています。

写真をご覧いただくと、上の前歯の1本が比較的大きく残っていることに気が付かれるかと思いますが、この歯は被せ物ではなく、表面に付け爪のようなセラミックを貼り付ける「セラミックラミネートべニア」という治療法を採用するためです。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

本番の被せ物を作成するために、型取りを行います。当院では、歯茎の際(きわ)まで精密に型取りを行うため、型取りの前に歯茎の際(きわ)に糸を巻き、歯茎を少しだけ押し上げる状態をつくります(歯肉圧排)。

※本治療においては歯肉圧排の写真撮影を行わなかったため、上記の写真は別の症例の歯肉圧排写真を使用しています。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

シリコンを用いて型取りを行います。写真だけではわかりにくいですが、歯肉圧排を行っているため、歯茎の際(きわ)までしっかりと型がとれています。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

完成した最終のセラミックの被せ物を装着した状態です。天然歯のような「透明感」の再現はもちろん、歯茎との調和もしっかりとれています。また、先ほどご紹介した顔貌調和の状態と全く同じ形の被せ物であるため、患者さまのご希望通りの被せ物に仕上がっています。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

マイクロスコープを使用した被せ物の装着により、肉眼では見えないレベルの精度で被せ物が適合(フィット)しています。

矢印を付けた歯は、歯の裏側は削らずに治療した歯です。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

下の歯は、できる限りご自身の天然歯の削る量を少なくするために、歯の表面に付け爪のようなセラミックを貼り付ける「セラミックラミネートべニア」により治療しました。歯の根元は周囲の歯の色調と調和させています。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

下の歯は表面へのセラミックの貼り付けのため、裏側を削らずに治療できました。

下の前歯は、矯正治療により綺麗なUの字型に並べることが理想ですが、患者さまのご希望により、セラミックラミネートべニアのみの治療を行いました。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

笑顔の時の「唇の形」ともしっかりと調和しています。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

上の歯と下の歯が均等な「あたり」となっているかを綿密にチェックしています。もちろん前歯だけでなく、奥歯のかみ合わせが適切であることも確認します。

綺麗に治療した歯を長く保つためには、審美面だけでなく、このような機能面の確認が大切です。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

前歯から奥歯までしっかり調和しています。治療の初期段階でワックスアップ・仮歯のステップを設けているため、患者さまにもご満足いただける状態で治療が終了しました。

よりよい治療のためには、これら一連のステップが欠かせません。

他院で作った前歯の根本が黒くなり、審美診療をご希望された患者さま

治療後3年が経過したお口の状態です。審美面、機能面ともに安定した状態が続いています。

【院長中山より】

【院長中山より】

この症例は、首尾一貫して治療の初期段階で作成したワックスアップに基づき治療を進めています。

お口の見た目の好みは、一人ひとりの感性によって異なります。そして治療の流れでご説明した通り、これらの治療は審美性に加え、機能性なども大切になります。

だからこそ当院では、早い段階で治療後の納得できる姿を共有でき、機能性などを綿密に確認できるワックスアップのステップを大切にしています。

もっと詳しく、なかやま歯科のインプンラト治療

被せ物、貼り付けばかりが審美診療の方法ではありません

例えばセラミックの被せ物によって審美性を改善する場合、被せ物の土台となる「支台歯(ご自身の歯)」が必要となります。しかし、この土台が十分にない場合には、歯を引っ張り上げる「挺出(ていしゅつ)矯正」などの治療が必要な場合もあります。

このような場合では、インプラント治療を併用するほうが、治療期間や将来の再治療介入による患者さんの生涯経費の削減を期待できる場合もあります。また、セラミックのチップを貼り付ける治療においても、長期的な視点で見れば、矯正治療で同様の結果を期待するほうが多くのメリットが考えられるケースもあります。

審美診療の選択肢は、被せたり、貼り付けたりするだけではありません。患者さまのお悩みを起点に、お悩みを解決できる方法を幅広く検討・提示し、患者さまのご意向に沿った治療をご提供することこそ、私たちなかやま歯科が大切にする審美診療の考え方です。

[ 監修者情報 ] 中山 隆司 (なかやま たかし) / なかやま歯科 院長

[ 監修者情報 ] 
中山 隆司 (なかやま たかし) / なかやま歯科 院長

  • 1990年 大阪外国語大学〔現大阪大学〕入学
  • 1997年3月 福岡県立九州歯科大学 卒業
  • 1997年~2001年 医療法人ミナミ歯科クリニック勤務
  • 2001年 日本顎咬合学会学術大会 優秀発表賞 受賞
  • 2002年1月 なかやま歯科 開業
  • 2006年 日本顎咬合学会学術大会 優秀新人賞 受賞
  • 2006年7月 医療法人社団 恵翔会 なかやま歯科 設立
  • 国際口腔インプラント学会ISOI認定医
  • 日本顎咬合学会理事・咬み合わせ認定医