●むし歯は予防が肝心
〜むし歯になりやすい人ってどんな人?〜
むし歯の原因菌はミュータンス菌。乳幼児期にこの菌に感染しなければ、成人後もむし歯になりにくいといわれますが、大部分の日本人の口腔内にこの細菌は存在します。
ところが、この細菌に感染していても、虫歯になる人と、ほとんどならない人がいるのです。次にあげる人はとくにむし歯になりやすいので、より徹底したむし歯予防が必要です。
●歯並び・噛み合わせの悪い人
歯並びがでこぼこしているので歯間にプラークが残りやすくなります
●歯を磨かない人・磨くのが下手な人
プラークが残り、口の中の細菌が増えやすくなります。
●唾液量が少ない人・唾液中に細菌に対抗できる物質(抗菌物質)
が少ない人
歯の浄化作用や、歯を保護する作用が働きません。
●間食の回数が多い人
いつも口の中が汚れていて細菌が増えやすくなります。
●むし歯予防の基本もプラークコントロール
むし歯をなくすには、ミュータンス菌を口の中からなくすことと、歯を溶かす活動ができないようにすることが基本です。 次のような心がけでむし歯を予防しましょう。 前ページでむし歯になりやすい要因があると指摘された人は、とくに力を入れて予防に励んでください。
@食べたらみがく
毎食後歯をみがき、プラークコントロールを忘れずに。 歯科疾患の予防には、プラークコントロールが不可欠。 プラークを減らし、口腔内の悪い細菌をおさえるという点では、むし歯予防も歯周病予防も同じです。
A歯科で定期検診を受ける
新しくできたむし歯やみがき残しがないか、チェックを受けましょう。
Bフッ素化合物で歯を強化
歯科医院で定期的にフッ素化合物を塗布してもらうと、歯の表面が強化され、むし歯の原因菌が酸を出しても比較的溶けにくくなります。 フッ素化合物配合の歯みがき剤を使うことも、もちろん効果的です。
C砂糖を減らす
できるだけ砂糖を含む食品をとらないようにし、とった場合でもすぐ歯をみがきます。 どうしても甘い物が食べたいのであれば、砂糖のかわりにむし歯になりにくい甘味料(キシリトールなど)で代用するとよいでしょう。
Dよくかんで唾液を出す
唾液がたくさん出ることにより、口腔内の浄化作用や、歯を丈夫にする作用が期待できます。 食事のときには唾液がたくさん出るよう、よくかんで食べましょう。
E間食を減らす
間食を減らし、食事と食事の間隔をあけましょう。 何も食べていないときは、口の中は自然に分泌される唾液で潤され、それの浄化作用で細菌の増殖がおさえられます。
Fからだ全体の抵抗力を高めよ
歯周病予防と同様、疲労や体力低下、ストレスなどでからだが弱ると、免疫力が低下して口腔内の細菌が増えやすくなるので、とくに注意しましょう。
「ハードスケジュールのときほどよく歯をみがけ!」を忘れずに。
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