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● ストレスって何?
ストレスとはある物に力がかかり、歪んで変形した状態のことをさします。 人間の心にも何らかの要因が加わり、歪んだ状態になることを、カナダの心理学者のセリエ博士が 1936年に「ストレス学説」として発表し、「ストレス」という言葉が一般的に使われ始めました。 ● 口に現れる変化は? 口の中にも、ストレスが加わると変化が現れます。 例えば、入学試験や発表会などがあると一生懸命に頑張ります。 この時、”入学試験に絶対合格しよう”とか”発表会を乗り越えよう”とする人と、 ”もしかしたらダメかな”とか”難しいのでは”と心配する人がいます。 前者は、絶対に頑張ろうとして、強く歯を食いしばったり、強く歯を擦り合わせることを起こします。 長い間、このような癖が繰り返されると、噛み合わせの筋肉や首・肩の筋肉が慢性的に疲労し、 痛みや頭痛を引き起こし、更に顎の痛みや変化が起きることがあります。 後者の、試験に自信がなく不安・緊張が強く出る人は、唾液が出にくくなります。 唾液には、口の中の細菌の活動や増殖を抑えたり洗い流したりする作用がありますが、 これらが弱まると細菌の活動が高まります。 口臭は、口の中の細菌が産生する物質が原因と言われていますが、細菌の活動や増殖が抑えられないと、 これら原因物質の濃度や量が増えて口臭が強くなります。 ● 治療方法は? ストレスによる顎の痛みなどは筋肉に異常な緊張が強いられることから発症しています。 このことを自覚するために、何もしていない時に強く噛み合わせていないか、 歯と歯を当てていないか、調べてみてください。 もし、何もしていない時に歯を噛んでいたり、上下の歯を合わせているようなら、気をつけて当てないようにします。 通常、一日のうちで歯と歯が合わさっている時間は、一日3食の食事を含めて10数分間と言われています。 これ以上長ければ、筋肉に何らかの緊張を強いていることになります。 そこで、筋肉の痛む場所を中心にストレッチ運動をして、筋肉をリラックスさせます。 緊張した筋肉を繰り返しストレッチすることで、血の流れを増加させ、痛みの原因となる老廃物質を流します。 口臭は、口の中の唾液が減ったことが原因になっていることもありますので、まず唾液が出るようにします。 口臭を出来るだけ気にしないように心がけ、更に舌や唇を動かして唾液腺の刺激を行い、唾液が出る運動を行います。 それでも緊張・不安が強く、唾液が少ないようなら、自律訓練法と呼ばれる方法でリラックス状態になるようにします。 もちろん口の中の細菌を減らすため、正しい歯磨きの方法によって口の中の環境を改善しなければなりません。 |
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